「良く言えば、個性的ね...」が 代名詞。
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御存知のお方もござりましょうが、私は 8ビットbit パソコンの世代です。わからない人は FM-7 あたりでぐぐって見てください。
あの頃は、ハード・ソフトとして表現する手段が poor だった分、アイデア1つで作品の良し悪しが決定するといって過言ではありませんでした。
また、周りもメガネに色がついていない分、何事も新鮮さをもって出迎えてくれるという環境でした。
なので、プログラム歴に一日の長があるというよりも、発想と、それをちょっと形にするだけの根性があれば認めてもらうことができるという時代で、今よりも初心者がチャレンジしやすい、評価されやすい、間口が広いという時代だったと思います。
それに比べて、昨今は何よりも市販ゲームが世の中に行き渡ってしまい、昔に比べれば「ちょっとしたもの」を作るのは圧倒的に簡単になったかもしれませんが、逆に人の眼にふれる場、または評価してもらえる機会が少なくなってしまったような気がします。
これは勿論仕方のないことですが、私にしてみれば、今の若い方に同情すら覚えます。
ところが、今回、HSPプログラムコンテスト のショートプログラム部門というのを知るにあたって、更には #78 として出展されている、WordSearch mini という作品を見つけて、
「あぁ、あの頃と同じ環境がここに用意されているんだ」
と、痛切に思う次第であります。
あの頃は、ハード・ソフトとして表現する手段が poor だった分、アイデア1つで作品の良し悪しが決定するといって過言ではありませんでした。
また、周りもメガネに色がついていない分、何事も新鮮さをもって出迎えてくれるという環境でした。
なので、プログラム歴に一日の長があるというよりも、発想と、それをちょっと形にするだけの根性があれば認めてもらうことができるという時代で、今よりも初心者がチャレンジしやすい、評価されやすい、間口が広いという時代だったと思います。
それに比べて、昨今は何よりも市販ゲームが世の中に行き渡ってしまい、昔に比べれば「ちょっとしたもの」を作るのは圧倒的に簡単になったかもしれませんが、逆に人の眼にふれる場、または評価してもらえる機会が少なくなってしまったような気がします。
これは勿論仕方のないことですが、私にしてみれば、今の若い方に同情すら覚えます。
ところが、今回、HSPプログラムコンテスト のショートプログラム部門というのを知るにあたって、更には #78 として出展されている、WordSearch mini という作品を見つけて、
「あぁ、あの頃と同じ環境がここに用意されているんだ」
と、痛切に思う次第であります。
初心者には、小さな目標と大きな目標が必要です。
大きな目標については、技術的に「こんなことまでできるのか」
「いつかはこんなものを作ってみたい」というもので、
そう、#1 のような作品がそれにあたるでしょう。
でもそれだけでは、「こんなの逆立ちしたって僕には無理」と考える人が多数となってしまいます。世の中、前向き、反骨精神旺盛の人ばかりではありませんので。裾野を広げるという意味では、返って逆効果になってしまいます。
そこで、「お、これならば私にも作れるかも」
と、「その気にさせる」プログラムが必要となります。
もっとも、「その気にさせる」には、「秀逸」でなくてはなりません。
ちょっといいよね。でもこれなら簡単にできそう。
それが、小さな目標と成り得るプログラムです。
まさに、今回の #78 WordSearch mini は、その役目を果たすプログラムと言って良いでしょう。
さらに、この作品は、初心者プログラマに「これならば自分だって...」とやる気を起こさせるだけではありません。
実際に「まねてやろう」と一歩前に出たプログラマに対して強烈なアッパーカットをお見舞いしてくれます。そのはずです。
同じようなものをまねして作り、「どうせならそれに自分流の機能を追加したらもっと良くなるよ」なんて考えて実装してみたりした後、「ハタっ」と気がつくのです。
多くの場合、オリジナルのほうがバランスが良くって完成度が高いことに。そう、実は色々と試されたあとの現在形であったことに。
ここで、初心者プログラマは単なる模倣者から脱皮することができるのです。
そういう意味でも、「教科書・参考書」としての素質を十分に感じられる作品だと思います。是非とも何らかの賞を受賞していただいて、より多くの初心者プログラマの注目を集めてもらいたいものです。
そして、作者の HocK さんには、同じようなプログラムをより多く作っていただきたいと切に思う次第です。
最後に、忘れてはいけないのが、やはりこのような機会を提供してくださった、HSPプログラムコンテスト関係者への感謝と賛辞です。
まさに、コンテストの趣旨通りの場の提供ですね。
個人としても懐かしい想いを蘇らさせていただきました。
本当にありがとうございます。 m(_ _)m
大きな目標については、技術的に「こんなことまでできるのか」
「いつかはこんなものを作ってみたい」というもので、
そう、#1 のような作品がそれにあたるでしょう。
でもそれだけでは、「こんなの逆立ちしたって僕には無理」と考える人が多数となってしまいます。世の中、前向き、反骨精神旺盛の人ばかりではありませんので。裾野を広げるという意味では、返って逆効果になってしまいます。
そこで、「お、これならば私にも作れるかも」
と、「その気にさせる」プログラムが必要となります。
もっとも、「その気にさせる」には、「秀逸」でなくてはなりません。
ちょっといいよね。でもこれなら簡単にできそう。
それが、小さな目標と成り得るプログラムです。
まさに、今回の #78 WordSearch mini は、その役目を果たすプログラムと言って良いでしょう。
さらに、この作品は、初心者プログラマに「これならば自分だって...」とやる気を起こさせるだけではありません。
実際に「まねてやろう」と一歩前に出たプログラマに対して強烈なアッパーカットをお見舞いしてくれます。そのはずです。
同じようなものをまねして作り、「どうせならそれに自分流の機能を追加したらもっと良くなるよ」なんて考えて実装してみたりした後、「ハタっ」と気がつくのです。
多くの場合、オリジナルのほうがバランスが良くって完成度が高いことに。そう、実は色々と試されたあとの現在形であったことに。
ここで、初心者プログラマは単なる模倣者から脱皮することができるのです。
そういう意味でも、「教科書・参考書」としての素質を十分に感じられる作品だと思います。是非とも何らかの賞を受賞していただいて、より多くの初心者プログラマの注目を集めてもらいたいものです。
そして、作者の HocK さんには、同じようなプログラムをより多く作っていただきたいと切に思う次第です。
最後に、忘れてはいけないのが、やはりこのような機会を提供してくださった、HSPプログラムコンテスト関係者への感謝と賛辞です。
まさに、コンテストの趣旨通りの場の提供ですね。
個人としても懐かしい想いを蘇らさせていただきました。
本当にありがとうございます。 m(_ _)m
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でも使い分けしきれていない、
中途半端な人物です。 (--;
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