2007/01/17 (Wed) スクリプトエンコーダー

昨日紹介した、Vector のダウンロード数を取得するページに自動ログオンしてチェックボックス を入れる WSH(Windows Scripting Host) ですが、開けていただければお分かりの通り、暗号化されており、拡張子も vbs ではなく、vbe となっております。

これは、VBScript を Windows Script Encoder で暗号化して作成したものです。

何のためにこんなことをしたかというと、単に「面白そうだから...」ということなのですが、どのように面白いのでしょうか。

それは、とあるキーワードの前の部分は暗号化していなくて、修正しても問題なく動作するのに対して、キーワードの後の部分のみ暗号化していて、改竄すると動かなくなってしまう...という特質があるのです。

これを紹介したかったからです。

別にソースを見られたくなかったからではありません。

そのキーワードというのは、Script 内に書かれた

'**Start Encode**

という文字で、それ以前は修正可能。それ以降は暗号化され改竄するとエラーとなってしまうのでした。

で、今回。
ユーザーの ID / PASSWORD といった変更して使う変数の定義のみを
'**Start Encode**
の前で定義して、それ以降に変更できないプログラムを書いたのでした。

なんかちょっと面白いでしょ？


ちなみに、日本語はエンコードされずそのまま表示されてしまうので、誰かの悪口をコメントとして忍ばせる場合はご注意くださいませ。